
著者:ジェーン・バックル
監訳:前田 和久、岸田 聡子、今西 二郎
A5判 522頁
発売日:2015年12月25日
出版社:フレグランスジャーナル社
患者のQOLを向上する臨床アロマテラピー
本書は、博士号を持つ看護師によって書かれた「クリニカル・アロマテラピー」の最新版です。初版の看護領域におけるアロマテラピーから、統合医療、メンタルヘルス、 ジェーン・バックルが考案した「M テクニック」についての章などが新たに加わり、臨床アロマテラピーの適応範囲がさらに広がりました。第I部はエッセンシャルオイルの化学成分や毒性と禁忌、統合ヘルスケアとの関係などアロマテラピーの概観、第II部は、不眠症、感染症、悪心、嘔吐、痛みなど、具体的な症状に用いられるアロマテラピーについて、第III部では高齢者のケア、重症治療、皮膚科学、腫瘍学、緩和ケア、女性の健康など、専門分野における臨床アロマテラピーについて解説します。一貫してアロマテラピーがどのように介護と医療の質を高めることができるかについて考察しています。
【目次】
[第I部オーバービュー]
第 1 章 アロマテラピーの発展
第 2 章 エッセンシャルオイルはどのように働くか
第 3 章 基本的な植物の分類、化学、抽出、生合成、分析
第 4 章 エッセンシャルオイルの毒性と禁忌
第 5 章 アロマテラピーと統合ヘルスケア
第 6 章 「Mテクニック」
[第II部 アロマテラピーの臨床的使用]
第 7 章 感染症
第 8 章 不眠
第 9 章 悪心と嘔吐
第10 章 痛みと炎症
第11 章 ストレスと幸福
[第III部 臨床専門分野でのアロマテラピー]
第12 章 高齢者のケア
第13 章 重症治療/ICU
第14 章 皮膚科学
第15 章 心の健康
第16 章 オンコロジー(腫瘍学)
第17 章 緩和ケア、ホスピス、終末期ケア
第18 章 小児科
第19 章 呼吸器ケア
第20 章 女性の健康